「Instagramの広告って実際のところどうなの?種類にはどんなものがあるの?」
「売上アップに一番効果的なのはどの広告?」
特に若い女性に人気の高いInstagram。
最近では企業も個人事業主も、Instagramを活用したマーケティングに注目が集まっています。
Instagramの広告は「少額から気軽に始められる」「興味を持っているユーザーにピンポイントで訴求できる」などのメリットがあるため、関心を持つ人が増えているのかもしれませんね。
この記事では、Instagram広告の特徴やメリット・費用相場などなど徹底解説していきます!
読むだけでインスタ広告の入門レベルの知識が身につくのでぜひ最後までご覧ください。
インスタ広告って?
Instagram広告は、インスタのユーザーに対して、画像や動画、そしてテキストを通じてアプローチを行うことができる広告です。
Instagramを運営するmeta社(旧Facebook社)が公式で出しています。
2019年の時点で、Instagramの国内アクティブユーザー数はおよそ3,300万人に達しており、これは日本の総人口の4分の1に相当します。
直近ではアクティブユーザー数のデータは公表されていませんが、おそらく4000万人以上が利用していると思われます。
Instagramは主に女性や若年層に人気のあるSNSと捉えられがちですが、最近では40代や50代の男女にも利用者が拡大しつつあり、幅広い年齢層にリーチできるようになってきています。
Instagramのユーザー数が多いだけでなく、「Instagramが日常生活に欠かせない存在になっている」と感じているユーザーも少なくありません。
2017年にKantar社が行った調査によると、ユーザーは1日の中で頻繁にInstagramをチェックする傾向があることが明らかになっています。
このように利用頻度の高いInstagramを効果的に活用することで、自社への集客増加が見込めるのではないでしょうか。
インスタ広告のメリット・特徴
Instagram広告を活用することで、様々なメリットが得られます。ターゲティングの精度の高さやInstagramの国内ユーザー数の多さなど、いくつかの観点から利点を挙げることができるでしょう。
狙うターゲットに高い精度で表示できる
Instagram広告は、ターゲティング精度の高さで知られるMeta社のサービスの一環として提供されています。そのため、Facebook広告と同様の精緻なターゲティング設定が可能です。主なターゲティング方法としては、コアオーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスの3種類があります。ユーザーの興味関心に基づくターゲティングに加え、自社が設定したカスタムオーディエンスと類似した属性を持つユーザーにリーチできる「類似オーディエンス」機能などにより、広告目的に合わせた的確なターゲティングが実現できます。
課金システムが柔軟
Instagram広告の料金体系は、CPAやCPCなどから選択可能で、1日あたり1ドルという低予算から広告を出稿できます。設定した予算を消化し切ると自動的に広告配信が停止されるため、予算管理が容易です。また、広告運用中でも予算の変更やクリエイティブの差し替え・更新が可能なので、広告の成果に応じて柔軟に対応しながら、PDCAサイクルを回してより効果的な広告運用を行うことができます。
多様な広告フォーマット
Instagramでは、画像や動画といった一般的な投稿に加えて、24時間で自動的に消える「ストーリーズ」など、他のSNSにはない独自の投稿方法があります。そのため、Instagram広告では他のSNS広告と比べて多彩な広告フォーマットを活用できます。静止画や動画広告だけでなく、ユーザーの意見を収集できるアンケート広告やECサイトへの直接誘導が可能なショッピング広告など、Instagram特有の広告フォーマットも充実しています。これにより、広告目的に合わせて最適なフォーマットを選択し、効果的なアプローチが可能となります。
他媒体に比べ広告感がなく自然な形で発信できる
広告というものは、ユーザーにとって毛嫌いされがちです。しかし、他のSNSに比べ、
広告自体が自然なUIとなっているため、
ユーザーにあまり嫌がられることなく発信できることも強みです。
インスタ広告が表示される箇所は4つ!
Instagram広告が表示される場所は、主にホーム・ストーリーズ・リール・発見タブの4つです。
一つひとつ解説していきます。
ホーム
画面右下のお家のマークをタップし、表示される部分です。
「フィード」とも呼ばれています。

引用:Instagram for Business
ストーリーズ
24時間で消えるスライドショー形式の投稿部分です。

引用:Instagram for Business
リール
短尺の動画コンテンツが集まる「リール」内に表示される広告です。

引用:Instagram、短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」を発表
発見タブ
ユーザーの興味関心に基づいて、おすすめのコンテンツを表示する発見タブ内に掲載される広告です。ユーザーが新しいアカウントやコンテンツを探している際に、広告を目にする機会があります。関連性の高いオーディエンスにリーチできる可能性があります。

引用:Instagram、発見タブにおける広告の提供開始を発表
インスタ広告の種類
Instagram広告には様々なフォーマットがあり、それぞれ特徴や用途が異なります。主要な広告フォーマットを以下にまとめました。
画像広告
最もシンプルなInstagram広告の形式で、1枚の画像と説明文で構成されます。画像のアスペクト比は正方形(1:1)、横長(1.91:1)、やや縦長(4:5)の中から選択できます。以前は画像内のテキスト面積を全体の20%以下に制限する「20%ルール」がありましたが、現在は撤廃されています。ただし、テキストの量が多すぎるとCPM上昇やインプレッション数減少のリスクがあるので注意が必要です。
動画広告
1本の動画とテキストの説明文で構成される広告フォーマットです。動画を使うことで、より魅力的なコンテンツを発信できます。
カルーセル広告
1つの広告枠内に2〜10枚の画像や動画を組み合わせられる広告形式です。複数のビジュアルを使って詳細な情報を伝えたい場合や、各スライドごとに異なるリンク先を設定して複数商品を紹介したい場合などに適しています。
コレクション広告
ショッピングに特化した広告フォーマットで、メイン画像・動画と複数のサブ画像・動画を組み合わせます。広告タップ後は商品一覧が表示される専用ページ「インスタントエクスペリエンス」に遷移し、各商品をタップすると指定のウェブサイトに移動します。
ショッピング広告
自社ECサイトとInstagramを連携し、Instagram上にオンラインショップを開設できる機能です。ショップ開設後は投稿や広告に商品タグを付与でき、ユーザーはタグから商品詳細ページを経由してECサイトに遷移可能です。広告画像内の特定商品を強調したい場合に有効なフォーマットです。
ダイナミック広告
ユーザーがInstagram外のサイトで閲覧した商品データを基に、Instagram上で関連商品を表示するリターゲティング広告です。カルーセル形式で複数商品を訴求でき、ECサイトや求人サイトなど多数の商品・サービスページを持つ業種に最適です。
スライドショー広告
2〜15枚の静止画を組み合わせ、スライドショー形式の動画広告を作成できます。動画制作が難しい場合でも、手軽に動画広告を配信できるフォーマットです。
ブランドコンテンツ広告
インフルエンサーやクリエイターと提携し、彼らの投稿を広告配信する形式です。信頼性の高いクリエイターによる高品質なUGCやタイアップコンテンツを活用し、広告効果を最大化できます。広告には企業とのタイアップである旨の「Sponsored」表示が付きます。
リード獲得広告
Instagram広告からMeta独自のリード獲得フォームに誘導し、見込み客情報を収集できる広告フォーマットです。BtoB事業などで資料請求や問い合わせ獲得を目指す際に活用できます。
以上のように、Instagram広告にはそれぞれ異なる特性を持つフォーマットが用意されています。広告目的や訴求内容に応じて適切なフォーマットを選択し、効果的な広告展開を図ることが重要です。
課金システムと相場感
Instagramでは、広告の課金方法として主に4つの選択肢があります。
「CPC」、「CPM」、「CPV」、そして「CPI」です。
予算や配信期間は広告主の裁量で自由に設定可能で、最低予算は100円からと比較的低額から始められます。
このため、大規模な広告予算を投じることが難しい企業でも、短期間の広告出稿を柔軟に行えるのが
Instagram広告の特徴です。以下、それぞれの課金方式の特徴を詳しく見ていきましょう。
CPC(クリック単価)課金
CPCは「Cost Per Click」の略で、クリック単価を指します。ユーザーが広告をクリックした回数に応じて課金される方式です。アプリのダウンロードや商品購入などのコンバージョンを目標とする広告に適しています。
CPM(インプレッション単価)課金
CPMは「Cost Per Mille」の略で、1,000インプレッション(広告の表示回数)ごとの単価を指します。ユーザーに広告が1,000回表示されるたびに課金が発生します。商品やブランドの認知度向上、興味関心の喚起を目的とする場合に適した課金方式です。
CPV(広告視聴単価)課金
CPVは「Cost Per View」の略で、動画広告の視聴単価を指します。動画が10秒以上再生されるか、最後まで視聴されると課金されます。動画を最後まで視聴するようなコンテンツにより強い興味を持つユーザーにリーチしたい場合に有効です。
CPI(インストール単価)課金
CPIは「Cost Per Install」の略で、アプリのインストール単価を指します。広告経由でアプリがインストールされると課金が発生するため、アプリのインストール数増加を主目的とする場合に最適な課金方式です。Instagramはスマートフォンユーザーが多いため、アプリ広告との親和性が高いプラットフォームと言えます。
Instagram広告の費用相場
Instagram広告を自社運用する場合、1日あたりの最低予算は100円からですが、高い広告効果を期待するなら1日1,000円以上、月額で最低30,000円程度の予算を確保するのが望ましいでしょう。
また、効果的な広告手法を見つけるためには、複数パターンの広告を出稿して結果を分析する「A/Bテスト」のようなアプローチが重要です。
Instagram広告でA/Bテストを実施する際は、上記の予算を3倍程度、つまり月額10万円前後の予算があると良いでしょう。
PDCAサイクルを回しながら、最も効果の高い広告手法を模索していくことが成功の鍵となります。
インスタ広告の出し方
Instagram広告の出稿は、SNSの運用に不慣れな方でも簡単に始められます。
具体的な手順は以下の4ステップです。
- FacebookアカウントとInstagramアカウントの連携
Instagramの広告管理はFacebookの広告マネージャから行うため、まずは両アカウントを連携させます。 - キャンペーンの作成
広告の目的や課金方式を選択します。目的には「ブランド認知度の向上」「リーチの拡大」「ウェブサイトへの誘導」など、様々な選択肢があるので、広告の狙いに合ったものを選びましょう。 - 広告セットの設定
広告予算やターゲットオーディエンスを設定します。事前に予算と対象者像が明確になっていれば、スムーズに設定を進められます。 - 広告クリエイティブの入稿
広告で使用する画像や動画、広告文を入稿します。ローカルに保存したファイルをアップロードする形で入稿できるため、操作自体は簡単です。
「キャンペーンの作成」の段階で、広告の配信目的と課金形式を決定します。
目的は「ブランドの認知度アップ」「リーチ(認知拡大)」「トラフィック(ウェブサイトへの誘導)」など、複数の選択肢から適切なものを選択しましょう。
「広告セットの設定」では、広告予算とターゲットオーディエンスを指定します。
事前に予算と対象者像が明確になっていれば、この段階をスムーズに進められます。
最後の「広告クリエイティブの入稿」では、広告で使用する画像や動画、広告文を登録します。
ローカルに保存したファイルをアップロードする形で入稿するため、操作自体は難しくありません。
以上の手順を踏むことで、SNS運用の経験が浅い方でもInstagram広告を簡単に始められます。
さっそく使ってみましょう!
インスタ広告では他媒体に比べ多くのメリットがあり現在非常に注目されています。
この記事では、Instagram広告の基本的な概要について解説しました。
Instagramは年々アクティブユーザー数が増加し、利用者の年齢層も広がりを見せています。そのため、若年層向けの商品やサービスだけでなく、幅広いターゲットに対して十分な広告効果を発揮できる可能性を秘めたプラットフォームと言えるでしょう。
この機会にInstagram広告の活用を検討してみてはいかがでしょうか
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