どうも、いつもはInstagram運用に関連した記事を挙げているものです。
今回は、いつもの内容とはちょっと違う話をしてみようと思います。
あなたは、今までにない全く新しいアイデアが欲しいと言われた時どのように考えるでしょうか。
考えられるシーンで言うと新規事業の立ち上げ、企画、デザインなどなど
社会ではアイデアが求められることってすごく多いですよね。
「私は、アイデアの発想とかすごく苦手だし既存のうまくいっているものをパクろう!」
「でも、まるパクリってあまり良くないよな〜」
もちろん、既存のものを丸パクリしてしまうと、倫理的にあまり良くないという考えはあります。
それだけでなく他者の作ったものを守る法律に触れちゃう場合だってありますよね。(知的財産権とかね…)
でも今回ご紹介する考え方を使えば、パクリ放題です!
あまりアイデアを出すことが得意ではない人はぜひ参考にしてみてください。
これでパクリ放題!あたまの良い人はみんなやっているパクリ方とは!

そもそも全く新しいアイデアなんてほとんどない

この世の中に新たなるアイデアが生まれた時。
それのほとんどが何かと何かの掛け合わせと言われています。
実際、現代の世の中に全く0からアイデアを生み出せる人はいないと思います。
それでは、いったい「パクリ」と「斬新なアイデア」って何が違うのでしょうか?
「パクリ」と「斬新なアイデア」は抽象度の高低で決まる。
まずパクリとは、抽象度の低い、つまり具体的なもの同士の真似を指します。
YouTubeと言うプラットフォームがすごく成功しているから同様の動画配信サービス「MyTube」を作ろう!
これはパクリです。斬新なアイデアとは言えません。
逆に「斬新なアイデア」は抽象度の高いものを真似することで作られます。
例えば、食品を保存する袋を作りたいとします。
ただ上手く密閉するって結構難しいですよね。
袋につけられてしっかり閉じられるものが欲しい。
そこで生まれたのがジップロックです。
あれが真似たのは、服についているジッパー(ファスナー,チャック)です。
ジッパーの閉じると言う機能を真似したのがジップロックという画期的なアイデアです。
「食品を入れる袋」と「服のジッパー」
全く別のものを抽象度の高い「閉じる」という共通点・機能の掛け合わせで生まれた、これこそまさに斬新なアイデアです。
抽象度の高いものは盗み放題
先ほど例に挙げたように抽象度の高いものは盗んでも問題があるどころか画期的なアイデアとして喜ばれます。
逆に具体的すぎるものはただの模倣となり下手すると知的財産権の何かを侵害してしまうかもしれません。(あまり詳しくはないですが…)
なのでアイデアを創出する際は、できるだけ離れたもの同士をいかに抽象度の高いレベルで結びつけられるかが重要になります。
ただこれができるようになると、あらゆるビジネスシーンで活躍するスキルを磨くことができるようになります!
このような具体と抽象の面白い考え方がさらにわかる本
細谷 功さんの本「具体と抽象」には、毛嫌いされがちな抽象という概念の大切さや、その活用例などがたくさん載せられています。
図解もされていてとても読みやすくわかりやすい本なのでぜひ!
コメント