最近、不動産業界が大きく変わってきていることは皆さんご存知ですか?
従来までは、お部屋探しができるポータルサイト(スーモとか)で部屋を見つけてお問い合わせという流れが当たり前でした。
しかし!
現在は、どんどんその流れが変わっているようなんです。。。。
というわけで今回は、不動産業界におけるお部屋さがしの流れが現在どう変わってきているのかを詳しくご紹介します!
Z世代はSNSからのお部屋探し経験ありが6割
近年、SNSからお部屋を探す人がどうやら増えているようなんです。
とあるアンケートによるとなんとその割合
67%!!

67%もの人がSNSからのお部屋さがしの経験があるというのは驚きですよね。
もしこのような世代が一般的な顧客層の年代まで上がってくると不動産業界は一体どのように変化していくのでしょうか?
不動産賃貸業の集客の歴史を振り返ってみる。
SNSに関して深掘りする前に不動産賃貸業集客の歴史を振り返ってみましょう。
インターネットもなかった時代

まず、インターネットもなかった時代、どのようにお客さんは、お部屋を探していたのでしょうか?
引っ越しをしたいと考える人はおそらく直で不動産会社へ足を運んでいたでしょう。
もしくは、街中に貼られたビラなどでしょうか。
とにかくそういった見込み客へ企業側からアピールする手段が非常に少なかったわけです。
インターネットができ幅が広がる

現在では、当たり前となったお部屋さがしサイト。
これが生まれたことにより、お客さんは自分の家にいながらさまざまな物件情報を見ることができるようになりました。
私が思うにここの一番大きなポイントは、
不動産会社に行くほどまだ引っ越しを考えてはいないがいつかは引っ越すであろう。
といった層へも影響力を拡大できたことです。
もちろん、ホームページやスーモなどのポータルサイトをうまく活用できた企業がより多くの見込み客を獲得できるようになったことでしょう。
つまり、
需要の前段階からの働きかけが響いてきたわけです。
例えば、
「なんとなく今より広いお部屋にすみたいな。でもすぐに引っ越すわけではないよな。」
と考えている人がいたとします。
なんとなく空いた時間にとある不動産会社の物件情報サイトを眺めます。
将来自分の住んでみたいお部屋と合致する物件が現れました。
より引っ越したいという欲求が高まり始め、生活の中で頭の片隅にその物件のことが残ります。
ふとした時に確認し、徐々にまだ入居者が決まっていないことにホッとするように。
しまいには、お問い合わせをしてしまう。
これは、まさに引っ越しをすぐには考えていない、つまりは需要がまだ薄い段階からアプローチをしたことにより得た顧客です。
より早くサイトを使い集客を始めた企業は、従来より多くの顧客獲得につながったことでしょう。
これを今回は、「需要の先取り」と呼ぶことにします笑
SNSで「需要の先取り」は更に過激化!

先ほども書いたようにインターネットができたことで需要を先取りすることが企業に求められるようになってきました。
物件情報サイトでは、「いつか引っ越すかな」くらいの人へも影響力を拡大させました。
最近は、SNSが登場し更に「需要の先取り」は過激化しています。
例えば、
Webサイトは、【思い立って検索するレベルの人】でないと働きかけできませんよね?
しかしSNSでは【検索する段階までいっていない人】へもアプローチすることが可能となりました。
これは一体どういうことか?ご説明します。
これはSNSのアルゴリズムがどんどんハイレベルになっていることにあります。
自分の好きなSNSを思い浮かべてください。
TikTokやYouTube, InstagramにTwitterなどなど。
使っているとやけに自分の興味関心のあるものばかり流れてきませんか?
しかもかなり的確に。
これこそ近年のSNSのアルゴリズムがすごく優秀になっている証明です。
その中でもまだ自分でも気づいていない潜在的な趣味嗜好をもSNSは知っています。
ちょっと怖いですよね笑
そう言った潜在的なまだ自分も気づいていない需要に向けてSNSは情報を表示します。
覚えていないけど気がつけば意味わからない投稿を見まくっていた経験はありませんか?
それこそまさにその投稿のどこかにあなたの潜在的需要が隠れているということです。
話がそれすぎるとダメなので話を戻すと、
そう言ったかなり潜在的な顧客へもアプローチをできるようになった現代の世の中では、
どの企業がよりその層から見込み客を獲得できるかというハイレベルな戦いになります。
Webサイトで時代が変わった時と同様に今はSNSをいち早く勝ち進んだ企業が、
顧客獲得につながります。
なぜ若者はSNSでお部屋をみるのか?

最近、InstagramやTikTok,YouTubeショートなどでお部屋の紹介動画をあげる人が増えてきました。
それに伴いお部屋をSNSで見る若者が急激に増加しています。
その理由として現代の若者は自然と将来のことを考え想像していることが挙げられるのではないでしょうか?
「将来、こんな家に住んでこんな素敵な生活を送りたい。」
「将来、これくらいのお給料でどんなお部屋に住めるのかな?」
一見不動産会社からしてみれば、今はまだ直近の顧客になりえないかもしれませんが、
今後間違いなくそういった若い世代が顧客となる際、SNSからの評価が大きく影響してきます。
今、SNSをまだやっていない不動産企業は今すぐにでも始めることを強くお勧めします。
そうしなければ、今後、そういった世代がメインターゲットとなる時代に大きな損失が生まれてしまうでしょう。
そんなSNSでも不動産はInstagramが超おすすめ!
SNSの中でも不動産業界はInstagramがおすすめです。
その理由として、この記事内でもたくさん語りたいのですが、
長くなってしまうのでぜひこの記事をご覧ください!
まとめ
今回は、なぜインスタで不動産を探す人が増えているのか?
また、WebからSNSへ認知獲得媒体が進化し、不動産業界でも同様のことが言えるということを説明しました。
これから不動産業でも物件を探す人がSNSを使う場合は間違いなく増えてきます。
そんな中でもしまだSNS発信を始めていない企業の方はぜひすぐにでも始めてみてください!
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